みなさんこんにちわ、ファーブルです!!
今日は、最上町の貴重な自然を紹介したいと思います!!
まず始めに・・・
虫が苦手な人はご注意を!!(笑)
では早速、
みなさんは、「ヒメギフチョウ」という蝶をご存知でしょうか?
虎柄の見慣れない黄色い蝶々・・・(一緒に写っている紫の花は、大好物のカタクリ)
そう、こいつが「ヒメギフチョウ」です!!
一見どこにでもいそうな蛾か蝶に見えるのですが、実は全国的にも珍しく、
環境省レッドリスト では準絶滅危惧種に指定されており、レッドデータブックやまがた においても、要注目種に指定されています。
この貴重な蝶が、なんと最上町にも生息しています。
しかし、生息地が限られており活動範囲も狭いため、アゲハチョウやモンシロチョウの様にあちこちで見れるわけではありません。
それに、発生時期も限られているので、最上町に住んでいても実物を見たことがある人は少ないのではないでしょうか?
最上町の向町小学校では、授業の一環として毎年「ヒメギフチョウ」の生態調査を行い、実際に幼虫を採取し、成虫までの流れを観察しています。
先日の話になりますが、その授業があるということで、早速参加してきました!!
当日、小学生に与えられた任務は、「ヒメギフチョウ」の卵を見つけて数をかぞえ、今後の観察のために卵が確認できた場所に印をつけてくるという内容でした。
卵を見つけるにあたって、最初の難関は「ヒメギフチョウ」の幼虫の餌(食草)である「ウスバサイシン」という植物をさがすこと。
これがなかなか難しい・・・
これが、ウスバサイシン。(根元に写真のような花が付いているのが目印)
ウスバサイシンそっくりのスミレサイシン(ややこしい・・・)
そっくりな植物があるなか、ようやく卵発見!!ってかもう孵化してるし!!
(黒いのが孵化したての幼虫。幼虫の少し上の方にある白っぽいのが卵の殻。)
この日は、その後も調査を続けましたが、この場所では写真の1か所でしか見つけることができませんでした・・・時期が遅かったかな?
場所によっては多数確認できたところもあるそうです。
この貴重な最上の自然、大切にしていきたいですね♪