◆活動のご報告【あべゆきの9月】
こんにちは、最上町地域おこし協力隊の阿部有希です。
1月1日で地域おこし協力隊となって3年目に入りました。12月末の卒業までのカウントダウンが始まっています。
専門的な記事が書きにくいこちらのブログの更新はあまりできていませんでしたが、改めてこうして振り返ると、6月に1年半という折り返し地点を迎えた時から、気持ちや行動が様々変わってきているな、と思えます。
私の卒業後の目標は、この土地で生きていくために、新たな事業を起こすことです。もちろんそれは、結婚相談所のことです。
この最上地域は、都市に比べると結婚に対する意識が低いと思います。私自身も婚活をして結婚したので婚活している人の気持ちがよくわかるのですが、「結婚は誰でも当たり前にできるものだ、一定の年齢になるとするものだ」という考えが抜けない地域なので、婚活者本人たちは周囲からのプレッシャーがすごいですし、本人の焦りや不安は大きいと思います。
最近はそんなお父さんお母さんに向けて【昭和と今の違い】をキーワードに講座をしています。今年も引き続き、時代の変化と共に結婚事情が変わっていることをお伝えしていきます。婚活者だけでなく、その周囲から応援してもらえる方法を取っていきたいのです。
さて、その1つになりますが9月に行ったことは、ハッピーサポーターの意見交換会です。
最上町では婚活事業を【ハッピーサポーター推進協議会】というところでサポートしていますが、どんな講座や企画をしても来て下さる方が前年度に比べて少なくなっていて、私的にかなり危機感がありました。
町の中でも影響力が大きいのは、議員さんや区長さん、企業の社長さんです。その方々に声を掛け、私の現状について聞いていただく会を設けました。
・昨年に比べて講座への参加者が減ったこと
・婚活と言えばいうほど、婚活者は出たくないと思われていること
・阿部有希の所に行くと、お金を取られるという噂があること
・成婚事例がないと言われるが、成婚へのステップは無料相談ではできないこと(結婚相談所の仕事なので最上町の仕事=協力隊の仕事とは別物だということ)
など、現状の報告をさせていただきました。またこの会も、前回は15名の参加で今回は5名の参加と、冒頭でも話したのですが婚活事業に関わってくださる方や興味を持つ方が減ったという事実でした。
その中では、
・専門の知識を持った人がいるのに、自分達はどう関わればいいのだ?
・あべゆきがあまり表に出ていないことから、その現状も知らなかった
・協力隊として町民からお金を取るのは厳しいだろう
・起業していくことには応援する
・今後は参加者の呼びかけなどにも協力する
ということが話されました。
短い時間でしたが、飲みにケーションって大切ですね。会議室よりも心の距離が縮まります。
議会では時々厳しい意見も出ますが、私が婚活している人を助けたい、この土地に恩返ししたいと思っていることは事実です。これまで町が行っていたようなパーティーだけでは結婚につながらない事をよく知っているのです。
【現代の人が結婚しにくい理由】をこれからも多くの方に知っていただき、結婚を望む方々が結婚しやすい環境を作っていきたいと思います。
よろしくおねがいします^^
9月8日に万騎の原で熊を見かけ、新聞に載りました・笑