こんにちは、協力隊の松田です。
今日は長文!ですが、ご容赦いただけたら幸いです。
まず、このたびで3回続けて参りました、こども食堂「やまねこ」の“試食会”を無事に終えることができました。まずはその様子をご覧いただき、のちほど感謝の辞を述べたいと思います。
以下、中継です。
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▲本日は快晴だったので看板を外に起きました。ベコニアとともに。
▲本日はたらふく工房満沢からテルコさんとノブイさんにご協力いただきました。
「写真のモデルもするらんねくて大変ら(写真のモデルもしなきゃいけないなんて大変だわ)」と笑うテルコさん、仰る通りですね(笑)
▲本日の寄付食材。左から朴の葉、赤ミズ、じゃがいも、アスパラガスです。
たらふく工房満沢代表の菅安子さんと、旦那さんの誠さん、いつも本当にありがとうございます。
▲まずはもぎりみずから。葉を取り、皮をむいて”もぎって”いきます。”もぎる”については後述します。
▲こちらは朴の葉にきなこごはんを包んでいくところ、朴の葉には殺菌効果があり、朴の葉にごはんを包むと、2日ほど持つのだそう。先人の知恵はすごい。しかもアツアツで乗せれば、朴の葉の香りが移って非常に美味です。
▲そしてかいもちを作るころにお客様がご来店。かいもちづくりを見学しております。
▲メニューも出そろい、、、
▲盛付スタートです。みなさん朴の葉ままやかいもちに「懐かしいねぇ~」と声を漏らしながら、自分で盛付してゆきます。
▲着席、いただきま~す。本日のメニューは朴の葉まま、納豆かいもち、揚げない揚げびたし、くじら汁、梅ゼリーwithサイダーです。
これまでのメニューで最も郷土色の強いメニューとなりました。参加者の方からわらび漬けとふき炒りの差し入れもあり、皆さんで郷土料理に舌鼓しました。安心する味といいますか、身体のよろこぶ味がします。
▲食後は恒例の「エコのお話」。今日のテーマは『きょうど料理を知ろう!』で、みんなで”もぎりみず”に関する動画鑑賞をしました。「ねじり切ることを”もぎる”という」ことや、もぎりみず汁は山仕事のごちそうだったことなど、この土地で暮らし、食べることの一部を学べたのかなと思います。
▲こちらも恒例の「米のとぎ汁で皿洗い、床拭き」
アンケートに「ぞうきんがけがたのしかった。」と書いてくれた女の子二人。いつも積極的にお手伝いしてくれます。本当にありがとうね!
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3回のこども食堂を通じて感じたこと、それは、主催者が参加者に救われているということです。私の場合は「郷土を基盤とした食育がしたい」「地域の交流の場をつくりたい」という動機の下にこども食堂をはじめた訳ですが、自分よがりなのでは無いかと不安もありました。
しかし、参加者のみなさんに“コミュニケーション、学びの場として良かった”というお褒めの言葉や、“エコのお話がこどもに伝わるような工夫があるとよい”といったご助言など、大変あたたかい応援を頂けて、私は心から“やって良かった”と実感します。
こういった意味で、主催者が参加者に支えられ、救われているのです。
そして何より、ご協力いただいた「たらふく工房満沢」のお母さん方、4月から協力隊として最上町の仲間となった白田唯さんにも深く感謝を述べなくてはいけません。
私はこれまで管理栄養士として病院で働いてきたものの、私の伝えたい郷土料理についてのノウハウは持ち合わせておりませんでした。その点たらふく工房満沢さんの英知と協力を得て、郷土の味を参加者の方々に提供することができました。
また白田さんに関しては、本番はもちろんのこと、試作から配布物へのアドバイスに渡り、私一人で評価できないことや業務の協力が頂けています。
こども食堂「やまねこ」は彼女たち無くしては出来ぬものです。
なんだか“長年ご愛顧いただいた百貨店の閉店時”のような感謝の辞になってしましました(笑) こども食堂「やまねこ」の活動は終わりませんよ(笑)試食会が終わるだけです。
旧満沢小学校の食堂は、7月末から工事に入ります。たらふく工房満沢さんが運営する農家レストラン開業に向けた改修工事で、9月末に終了、10月にレストランオープンの予定です。こども食堂「やまねこ」も、そのときに本オープンの予定となっております。
このたびみなさんに頂きましたお声を反映して、よりよい食堂を目指します。今後、農家レストランともども、こども食堂「やまねこ」の応援よろしくお願いします(^^)
松田でした(^O^) S
P.S. あっ、どっかで見たことある記事だ!笑 って思ったあなた。やまねこ通です笑