先日、第7回『最上夜得勉強会』に参加してきました。
『最上夜得勉強会』って何?という方もいらっしゃるかと思います。
最上夜得勉強会は、県の最上総合支庁や周辺市町村の職員さんによる、部署や組織を横断した自主的な勉強会です。
『最上地域のことを知ろう! 横のつながりを深めよう!』 と始まった「自主勉強会」です。
しかしながら参加者は今や市町村職員の枠を超え、民間の方々や大学関係者などからも多くの参加がある勉強会に広まっています。最近は最上郡内の地域おこし協力隊からも参加があります。また遠く東京からも参加される方がいらっしゃるなど、幅広い勉強会に広がっています。
毎回、講師の方を呼んで、最初に講師の方から活動紹介、そして、その後ワークショップという流れで、毎回様々なテーマを設定して行っています。
今回、「地域おこし協力隊って?」というテーマで話してくれないか?と総合支庁さんより依頼がありました。
地域おこし協力隊は、一昨年ドラマ「遅咲きのヒマワリ」があり、そこで知った方も多いかと思いますが、現在最上地域で10名以上、地域で活躍しいています。また現在新たに募集をかけている自治体も多く、最上地域でも新たに舟形町、金山町、真室川町、鮭川村でも隊員の採用を募集しており、更に、人数は増える予定です。(詳しくはJOINのHPを参照してください)
そもそも「協力隊」って? 簡単にいうと、総務省の制度で、都市部の人を過疎地域等に呼び、よそ者目線から、地域の方々が行う地域活性化のお手伝いをする人。役場の臨時職員的立場になります。このあたりの話は、以前、玉浦隊員のブログ記事でも紹介してますので、そちらもご覧になってください。
第一部は舟形町地域おこし協力隊 飯田雅子さんと、コーディネーター(司会者)を含めた形でトークセッションを行って欲しいという依頼でした。
私の方は、自己紹介から始まり、なぜ協力隊に応募したのか、とか、なぜ最上町だったのかという協力隊になるまでの紹介から始まり、現在の活動紹介として、1年目の活動として、まずは地域の方々に顔を覚えてもらうために、積極的に地域行事に参加していることや、行政の方とタッグを組んで取り組んでいる「ふるさと納税制度を活用した最上町の特産品PR」の件など話させていただきました。
発表形式の報告会はこれまでも、協力隊に対する他市町村からの視察対応などもあり、何回か経験があるものの、こういうトークセッションは私も初めての経験。話が思わず脱線していくところを、今回コーディネーター役の最上総合支庁の坂本さんに、うまくリードして頂き、何とか纏まったかな というように感じてます。
飯田さんの取り組みも、大変、参考にさせていただきました。
飯田さんは舟形町と都市部の交流手段として、農作業体験を行う『里山合宿』や、『雪かき応援隊』などを企画するなど、楽しいイベントを多数企画しています。協力隊が主体となって行うにはかなりの取り纏め力が要求される企画ばかりで、自分も大変、参考にさせていただきました。また、舟形町広報で掲載されている「聞き書き」の取り組みなども素晴らしいと感じました。
飯田さんのブログも是非、ご覧になってください。
第2部は3グループに分かれてワークショップ。
テーマは、「もし、あなたが大蔵村の地域おこし協力隊になったら?」
色々なアイデアが出されましたが、話し合いの過程がとても面白かったです(^_-)-☆
この最上夜得勉強会は、内容もしかりですが、ここに集まってくる『人』に魅力を感じています。
皆さん、自分の本来の仕事以外の時間を割いてわざわざ集まってくる人達です。
そんな人たちばかりですから、面白い人や熱い思いを持っている方が多いです! このような『人』との繋がりを大事に活動していきたいです。
最上総合支庁大角さん、コーディネーターの坂本さん、貴重な機会をありがとうございました!最上夜得勉強会はまだまだ続きます!参加者として参加したい!あるいは講師として話したい、まど、新たな参加を皆様お待ちしております!
参加希望の方は、以下まで、ご連絡お願い致します!
連絡先:最上総合支庁地域振興課 大角さん
☎ 0233-29-1240