はいっと(^O^)!協力隊の松田です。
久々の『たらふく工房満沢』さんに関する投稿になります。
以前お伝えしたか定かでないのですが、現在旧満沢小学校の食堂(農家レストランの舞台)が工事中なのです。しかも私はヘルシー講座に着手しており、ブログの更新もヘルシー講座一辺倒。
その間、彼女たちは沈黙していたのだろうか。。。
そんなことは一切ありません!むしろ工事期間中にできることを考え、淡々と準備を進めておりました。その内容はと言いますと、
『私たちの自慢の漬物、売りに出そうぜ!』
です。正式には「漬物製造業の届出」をし、製品化を目指していたわけです。
ここで改めてたらふく工房満沢さんのミッションを確認しますと、
①農家レストランを通じて、郷土の味、旬の野菜のおいしさを多くの人に届けること。
②”加工所”を通じて、郷土の味、旬の漬物のおいしさを多くの人に届けること。
であります。①を達成できないいま、②を進めようと努力しておりました。
食堂が使えないので、別室に厨房器具を揃えいれ、保健所からOK頂きました。これからご覧いただきますのは、そんな彼女たちの奮闘ぶりが結実するまでのドキュメンタリーです。ご覧ください。
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1月某日)
【製造】
▲なんと元々”給食の搬入口”だったという場所を改装し、「漬物製造室」に。もう使えるスペースは片っ端からという熱の入りようです。(笑) 厨房器具が揃った漬物室には、夏~現在にかけて漬けこまれていた古漬けが続々と運び込まれます。。。
▲リーダーの安子さんが先導し、レシピを伝授していきます。そして漬物室の責任者となる克子さんも着々と製品を生み出していきます。
右の写真)塩抜きをした古漬けきゅうりを調味液に浸している図。
【昼食】
▲もちろん”腹が減っては戦ができません”。ひぎずりうどん(ひっぱりうどん)を昼食に、皆さん連日の仕事をこなしていきます。
【試食】
▲活気に満ちた試食会議。「まだ漬かってない!」「にんにくの香りがちょうどいい!」「合格!」など、10種類に及んだ製品に合否が下されていきます。。。
【包装・加熱殺菌・冷却】
▲こうして狭き門、、、って最終的にほとんど合格になっとるー!を、パック詰めしていきます。
そしてたらふくさんの場合は、『より安全に食べて欲しい』との想いから、保健所から推奨されている加熱殺菌と、急速冷却を採用しています。少し色が変わったりしますが、安全に召し上がれる証拠であると言えます。加熱殺菌は温度計を使用して、厳密に管理しています。(75℃10~15分)
【製品化】
▲こうしてできた製品にラベルと食品表示を貼り、完成です!
一口に「食品表示」と言っても、使用した調味料を一つ漏らさず記載しなければいけない大事業。(漬物の場合) 特にアレルゲンの書き落としは新聞沙汰になってしまうので、大変に神経を使いました。こうして製品ができてくると感動も一入です。
【出荷】
▲ここまで宣伝してきましたたらふく工房満沢さんの漬物は、果たしてどこで買えるのか?それは最上町にある”丸徳ふるせ”さんに入っている『産直もがみや』さんです。このたび、漬物の販売のために冷蔵庫を導入する力の入れ様です。我々もPOP広告で応援します!(↓こんなの)
産直もがみ屋さんの詳細はこちらです↓ ぜひいらしてください(^^)♪
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たらふく工房満沢さんは、「レストラン」「加工所(このたびは漬物のみだが)」と、着々とやりたいことを実現しています。町の方々の支援や食べに来てくださるお客様があってのことですが、彼女たちの行動力には目を見張るものがあります。
私もやりたいことの実現と、人のお役に立つことを両立(完全に、とはいかないまでも)を目指しながら、一緒に頑張っていきたいと思います。
では(^O^) S