こんにちは(^O^)だいぶ久しぶりの投稿になってしまいました、しらたです。
9月20日から大正大学さんの実習@最上町がスタートしてからというもの、
たらふくさんたちと一緒に給食当番や授業を担当したり、大堀小学校で読み聞かせをしたり、
区長さんたちと川西町に研修に行ったり、、、
今目の前にあることを精一杯がんばる、というスタンスで毎日を過ごしていたら
一か月以上もブログを書いていなかったという事態になりました。(言い訳)
でもね、忙しいからと言って、感じたことや考えたことを言葉で表現することをやめてしまったら、
考えたり感じたりする心がなってしまうような気がするのですよ。
おもしろいことに気づけないなんて、そんなの絶対もったいない!とわたしは思うわけですよ。
ということで、沈黙の期間にわたしがやっていたことを報告します(^O^)
先週のことになってしまいましたが、
10月8日、町内の小学生と一緒に木を切ってきましたー!
その名も「遊々の森体験活動」。うん、説明しないとわからないですな笑
最上町の親倉見という地区の山の一角を「しぐらみの里」と名付け、
その中の「遊々の森」というエリアで杉の木の間伐体験をしたわけです。
そもそもこの活動は森林管理署最上支署、NPO法人山と川の学校、そして最上町、三者による共同行事でした。
こんなに木があるのはなぜだろう?なぜ間伐作業が必要なの?その切った木はどうするの?
最上町には当たり前のようにある山や森について考え直すとともに、
町のバイオマスエネルギの取り組みについても知ってもらおうという企画。
間伐体験をしたあと、チップ工場やバイオマスボイラ施設を見学してもらいました。
自然の大きな流れ(というか循環?)を広い視野で感じることができたようです。
まあしかし、さっき一人で、言葉にすることの大切さをしみじみ感じていた白田でしたが、
結局なにごとも百聞は一見に如かずでございますので、当日の様子をご紹介いたします(^^)/
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▲まずは看板の前で集合写真(^^)小学生は7名集まってくれました!後列は森林管理署の方々。
あ、そうそう。見てお分かりの通り、当日の天候は雨!笑
▲NPO法人山と川の学校、理事長の奥山征一郎さんからごあいさつ。
山では自分の身は自分で守らなきゃいけないよ、それでも自由にまずは何でもやってみること!
山にはいろいろな仕事があって、いろいろな人が関わっているのだ、というお話も。
▲森林管理署の川越さんからのお話。
木のこと、空気のこと、山や森と人の暮らしの関係など、様々なお話をしていただきました。
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よし、さっそく間伐をしてみよう!
▲まずは高枝の剪定。高枝用ののこぎりの長さや重さに戸惑いながらも、果敢に挑戦!
▲バサッ!慣れると楽しくなってきた様子。周囲はだいぶすっきりしました。
▲次は小径木の伐倒!細いように見えるけれど、これがなかなか大変なんです。
▲疲れたら次の人に交代。みんなで協力しないと木は倒せんぞー!がんばれー!
▲はい、ここで一旦休憩。やみくもに切ろうとしても切り倒せないし、なにより危険!
倒したい方向と自分たちの逃げ道を確認してから、まずは受け口という切込みを入れたのでした。
▲つづいて追い口を入れます。切り取られた受け口に木の重みが集中するので、追い口を入れると
木の重みで倒れていくという仕組みです。なるほどです。
▲木が倒れる瞬間の迫力と達成感は格別!(写真がなくすみません)
写真左側は役場まちづくり推進室の高橋主幹です。みんないい顔してる!(^^)
▲お昼は芋煮と釜炊き古代米入りごはん(^O^)
山と川の学校から、奥山理事長のおくさま、まゆみさん、ゆかりさんに炊き出しを担当していただきました。
ありがとうございました!
▲芋煮がしみる~がんばったあとのごはんはより美味しいね!
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午後は町内の施設を見学しました。
▲木質チップ工場。丸太がそのままクラッシュされていくんです。
▲バイオマスボイラ施設。さっき見たチップが燃えている!
▲役場に戻って振り返りと感想発表。
木を切るのは大変だったけど楽しかった。バイオマスは地球を守っている。来年もまたやりたい!など
感想や学びをお話ししてくれました(^O^)
▲森林管理署のみなさん、NPO法人山と川の学校のスタッフのみなさん、参加してくれた小学生のみんな、
本当にありがとうございました!
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いつも風景として見ている山や森も、入ってみるとまた違う見え方になります。
自然のつよさや大きさ、それでも木を切り倒せた達成感、町の取り組み。
子どもたちにとっても、またわたし自身にとってもさまざまな気づきや学びの機会となりました!
それではこのへんで終わりにします。また更新します。しらたでした(^O^)/