いまさらの自己紹介的な序文になりますが、私は関東で管理栄養士の資格を取り、帰省するまでの5年間、病院に勤務しておりました。日々の業務の中で痛感しておったことがあります。それは
「日々の健康は食によってつくられる」
ということでした。生活習慣病で通われる方、手術で入院される方、いずれも「もっと早く食事に気を配れば良かったと思っている」と話されていました。もちろんそうでない、「俺は好きなものを食って死ぬんだ!」という方もいらっしゃいましたが、それでも構いません。すべては自己責任です。しかし、私はご縁があってこの職業について、上記のことを痛感しているので、食の自己管理を推進する立場にいます。
そして、やはり食にご縁があるのだなと思った出来事があります。それは、健康福祉課より給わった「食生活改善推進員の養成講座(ヘルシー講座)」のお仕事です。私は来年度より講師として食生活改善推進員を志す方々に栄養学の講座をすることとなりました。食生活改善推進員という言葉は耳慣れない早口言葉のようですが、ざっくり説明しますと、『地域の健康づくりの担い手として、地域住民に食育を進めるボランティア』ということになります。専門職だけでは行き届かない日常的な食育の啓蒙・啓発を担う、大切な役割です。
その「ヘルシー講座」に参加して参りました。以下中継です。
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▲まずは柿崎栄養士による講座。今回は「食品衛生と環境について」。
盛りだくさんの内容でしたが、参加者に投げかけながらの講義は
実生活に結びつくものもあり、大変分かりやすかったです。
▲講座のあとは実際に調理。皆様にレシピが配布され、
柿崎講師による指導もあります。
▲そして昼食。毎回メニューは600kcal、塩分3gで
考えられているとのこと。【ごはん、変わり茶碗蒸し、
レンコンのマスタード和え、たらのみそ焼き、
かぼちゃパイ】。どれもおいしく、栄養バランスも
ばっちり。私は献立作成が一番不安です笑
頑張ります!
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おいしく学べる、そして自分自身のためにもなり、地域のためにもなる。
たいへん有意義な講座だと思います。
来年度の募集もこれから始めるようなので、松田の講義を聞いてみたいという方はぜひ!
(これで参加人数減ったら泣けますね笑)よろしくお願いします(^^)