◆自己紹介その3(最上町へ)
こんにちは、最上町地域おこし協力隊の阿部有希です。
今日は、最上町へ来るまでのお話しです。
いつの日か、お父さんやお母さんが少し弱ってきたら、
最上町に来ることになるだろうという覚悟はありました。
結婚式でも、
「遠くない未来には最上町に戻ります」
と宣言していたのです。
結婚と同時に専業主婦となり、仙台で出会う主婦たちは、
みんな資格を持っていて、その人たちが口をそろえて言う
『サロンを開きたいけど、何をしたらいいかわからない』
が、商売になる!と考えて、勉強を始めました。
そして、サロンを開きたい主婦を対象に、
イベントや講座などを開催し、今の活動に至ります。
また、その活動の中で知り合った阿部恵理子先生の
婚活塾のサポーターとなり、同時に婚活についても
勉強を始めていきました。
そうやって私が勉強をしている姿に影響されたのか、
「俺さ~、農業やりたいってずっと思っていたんだよね」
と告白されたので、
「ただの農家じゃなくて、会社にして社長になるならいいよ」と
軽く流すように、答えました。
まさかこんなに早く来ることになるとは!!
思ってもいないことが起こるもんなんですね~
そのきっかけとなった出来事があります。
2014年6月、私は友人とドライブをしながら
最上町に遊びに来たのですが、そこから急に
最上町への移住へ気持ちが動きました。
その日、観光課で町内を案内してくださったのですが、
「田舎だ」とばかり思っていた最上町には、
素敵な自然遺産がたくさんあり、こんなところで
農業をしたり、子育てをしたり、私らしい仕事のやり方で
起業できたらいいのに・・と考えるようになりました。
その9月に妊娠が分かってからは、
出産後の生活について、より深く考えてみたり、
一緒にドライブに来た阿部恵理子先生の婚活講座が町で開催されたり、
最上町にちょくちょく来る機会が増えていきました。
その頃から、近所の議員さんや家族と
将来についても、たくさん話すようになっていきました。
翌5月に子どもが生まれてから、
自然の中で、昔ながらの、人に囲まれて子育てがしたい、
という気持ちが強くなり、ついに移住を決意したのです。
移住に向け、赤倉の家の片づけをしていたところ、
小学5年生に書いた赤倉小学校の文集に
「農業をやりたい」と書かれている文章を発見!
本人も書いたことを覚えていなかったそうですが、
子どものころから思っていたんだな~とさらに
この土地で生活する気持ちが強くなりました。
役場や議員さんと何度も打合せし、私は協力隊になり、
主人は農家に向けて準備を始めることになり、
昨年12月末に引っ越してきました。
最上町に住んでみて、まず思うことは
仙台より、のどかだな~と感じます。
人も時間も、とてもゆっくり過ぎていくような気がします。
物足りなさも感じますが、
これから私らしく行けるように楽しむのみです!!
今年も、この黄金色の季節が楽しみです(^^)