最近、思考が停止してしまうときが多くなってきてて・・・。
欲張りなのか、責任感からなのか「あれもこれも」って、
手を広げ過ぎて、同時進行が覚束なくなってきています。
・ひとり会議を大切にして、優先事項を明確にすること
・切り捨てる勇気を持つこと
・心身の休息を確実にとること
これ、今の課題です。ハイ・・・。
◎11月16日(土)石巻出向、地場産品販売会
最上町の地元企業に「丸徳ふるせ」という企業があります。
地元に根差した企業で、地元貢献の事業展開、プロジェクトを多く実施しております。
その企業の代表と夏にとあるきっかけで話を聴ける機会があったのですが、
最上にこんな素敵な人財を発見できたー!!と感動しました。
尊敬できる方で、相談事をさせていただいたり、アドバイスをいただいたりしていました。
今回、その方にお声掛けいただき、最上町の産品を石巻に出向して販売する機会をプレゼントしていただけました。
◎モノをつくればつくるほど売れた時代から、品質でモノを選ぶ時代になってくると、企業、組織の在り方もこれまでと変わってきています。
地方自治体の「平成の大合併」により、それまで3232の市町村が4月1日には1822になりました。合併による財政優遇処置を得るために、全国で実に40%以上もの市町村が一気になくなりました。
財政赤字に悩む地方の自治体同士が合併して経費の削減と業務の効率化を図ることが目的ですが、これから支所や人員の削減が行われ、地域社会に対するサポートは希薄になり、地方ではますます過疎化が進行してきました。
しかし、すべての地域がゴーストタウンやシャッター商店街、
荒廃地になるということはありません。
地方から発信された情報や文化が都会に住む人々の心を捉え、
がっちりと顧客をつかんでいる例もあります。
例えば、長野県南穂高町にある「シャロム・ヒュッテ」は、
自然農、シュタイナー教育、マイクロビデオティック、地域通貨、バーマカルチャーなど、
21世紀の循環型社会のキーワードを盛り込んだエコロジー・コミュニティで、敷地内にはオーガニックレストラン、カフェ、自然食品店、エコロジー雑貨店、本、八百屋、森の幼稚園などがあります。
ヨガ教室、ベジタリアンの料理教室、自然農学習会、シュタイナー学習会、
ホメオバシー、パーマカルチャーなどのワークショップも行っており、
これらのワークショップで学んだ人たちが都会に帰り、
自然と共に生きるエコロジーライフの大切さを伝えています。
最近では、リタイヤした人たちが農的な田舎暮らしを求めて地方の農村に移り住んだり、若い人たちが就農を希望する例が増加しています。
こうして田舎に移り住んだ人たちから情報発信し、
通信が都会の人々に新しい価値観と感動を与えています。
これが、各地で起きてくれば、大きな時代のうねりとなります。
地方の町や村が田舎暮らしを支援する動きが急増しています。
これまでの日本は、都市への人口集中はありましたが、
都市から地方に出て生活するには「割の良い仕事が見つからない」、
「地域社会の閉鎖性」などさまざまな障壁がありました。
しかし、時代の変化が進み、かつてのような地域の閉鎖性はなくなってきています。
賃金水準は低くても地方での働き口があれば、むしろ地方の方が余裕を持って暮らせるという状況も出てきています。豊な心で。
生活のしやすさや農的生活への憧れなど、
さまざまな理由で地方に移り住む人たちが増えれば、
地方からの情報発信が増え、地域の文化や新しい生活の在り方や価値観が地方から都会に逆流していきます。
この流れを読むことで新しいコンセプトのビジネスモデルが構築できるはずです。
では、自分は何ができるのか。
今回のプロジェクトは、「海ひこ 山ひこ」と銘打って、
最上町の山の幸と石巻の海の幸をそれぞれの地域で販売会を通じて、
地域交流振興を図っていくこと、石巻側の意向としては定期的にイベントを開催すること、
周知を図り、仮設住宅でも“山ひこ”の産品を販売して、商品だけではなく、
元気も提供していくプロジェクトへ展開していくという目的があります。
最上町をフィールドワークしていて、集めた困りごとのひとつに
“規格外品の販売・収益化”が数多く寄せられていました。
余剰野菜は田舎の人同士では大した価値を生みません。
しかし、町に行けば話は違います。田舎では余剰でも町では需要があります。
一般の野菜ビジネスはお客の需要に合わせて農家が提供します。
だから需要に合わせるためには、生産を過剰にしておかなくてはなりません。
実は野菜が高い理由のひとつはこれです。
余った野菜は、価値を暴落させないために捨てられていることは周知です。
然らば、供給に合わせてもらう仕組みを構築していく。
その作業の種蒔きが今回のプロジェクトになっていけばいいなと期待しています。
◎荷物搬入!!
◎振る舞い鍋“納豆汁”の準備
◎売り場づくり
「足を運んで楽しい八百屋みたいっ!!」という評価を多々、いただきました❤
POPはタマテの方で準備しました。
嬉しいお褒めの言葉をいただきました。
「イェイ!! 声出してバンバン販売するぞっ!!!」
◎みんな待ちきれなくて、早く販売して~って声が!!
◎郷土料理“納豆汁”の振る舞い開始!!
(現場で実践活動してのインプット)
・スタンダードな商品よりも、珍しい地域の独自性の商品が需要が高い
→伝承野菜、青菜、巨大なめこ、納豆汁の元、
“日野かぶ”に対するアクションが多く、「食べ方・調理方法が解ればみんな買うよ!!」と助言をお客からいただき、すぐに対応したら、販売数が伸びました。
農作物を上手に栽培できる人材は、たっくさんいます。
販売チャンネルが増加し、マーケットを確立できれば、販売方法はいくらでも潜在的に在るんだと実感できました。
最上町の独自性がある珍しい農産物を、需要があるマーケットに出向し、移動販売を実施する。買い叩かれないように、自然栽培などの付加価値を加え販売する。
言葉にするのは簡単で、誰もが思っていることでしょう。
では、なぜ具現化しないのか?
それは行動を起こさないからです。
今回の機会を未来に繋げるために、行動を起こして、より素敵な未来を創っていきます。
Happy smile mission♪ IKU→