鈴木隊員です。
9月に入り、最上町は朝・夕ともなれば秋の涼気が感じられるようになりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
最上町には素晴らしい伝統芸能文化がたくさんありますが、 本日は瀬見地区の伝統芸能「義経・弁慶太鼓」をご紹介します。
最上町には「義経・弁慶伝説」というものがあります。
文治三年春、山桜満開のころ、兄頼朝に追われた源義経は、諸国の山々を転々とし、いくつもの困難を乗り越えながら、弁慶・北の方をはじめ、わずかな手勢と共に平泉に向かいました。
その途中、瀬見の亀割山に差しかかったとき「北の方」が急に産気づき、亀割山の子安観音堂で亀若丸を生んだと伝えられています。
その時、弁慶がふもとの清流に湯煙り上がるのを見てなぎなた「せみ生丸」にて岩を突き破れば、こんこんと湧きいずる温泉あり、これを汲み取り若君の産湯とした。 これが瀬見温泉の由来とされています。
生死を共にした義経・弁慶主従の固い絆は「京の五条大橋」の出会いから始まりました。 その二人の出逢いの場面を太鼓で再現したのが「義経・弁慶太鼓」です。
この映像は2013年4月に、最上町に仙台市富沢中学校が教育旅行で来町した際に披露された「義経・弁慶太鼓」です。メンバーには普段、いつもお世話になっている役場職員の方々もいらっしゃいます。初めて見たときに、その勇姿に驚きとともに、非常に感動しました。
是非、ご覧になってください!
今週末9/7~9/8に行われる「最上祭り」。
最上町の三大祭りの一つです。
9/7(土)には最上町の様々な伝統芸能が披露されますが、瀬見 義経・弁慶太鼓に何と協力隊の玉浦隊員がデビューします!
玉浦隊員は7月から練習を重ねてきました。
玉浦隊員の勇姿にご期待ください!