みなさん、今日和♪
最上町 地域おこし協力隊 開けてビックリ! 玉手箱のタマテです。
みんさんは、温泉街に行って少し寂びれた気持ちを感じたことがありますか?
歴史的にも、湯質的にも、物語的にも素敵な資源があるのに、
なんとなく、人が歩いていなくて寂しい感じの温泉街。
最上町の温泉のひとつに『瀬見温泉』という温泉があるのですが、
温泉街で商売を営んでいる とある方も、
「温泉街に人が歩かなくて、賑わいと趣が消失されつつある」と、
この問題に困っていました。
(瀬見温泉の歴史)
瀬見温泉の名のおこりは、昔、兄と仲たがいになった義経が、山伏に身をやつした一行となり奥州平泉をさして落ちる途中、庄内から最上川をのぼり小国沿いに通るつもりであったが、一関(舟形町)という関所があると聞き、道をかえて休場を通り亀割山の山道にさしかかると、同行の北の方が急にお産をされて苦しまれた。
弁慶は急いで東の沢に下って水をさがすうちに湯煙を見つけて掘り出したのが、瀬見の湯であるといわれ、西側の山下に一行が休んだ所を休場(新庄)と名付け今なお判官神社を祀っている。
瀬見とは、山あいを流れる小国川の瀬を見てわたるからとか、弁慶が岩の湯を掘った薙刀が「せみ丸」というなであったからとか。
義経の子は亀割山にちなんで亀若丸と名付けられたが、ここは仇の国であるからとか一声も泣かなかったので泣かぬ蝉といったとか。その蝉が瀬見の字を後に当てたと伝えられる。
(薬研の湯)
産湯を探して谷川を下った弁慶が、川辺に湯煙を見つけ、
なぎなたで岩を砕いて見つけ出した温泉が今の「薬研湯」で、天然の岩風呂です。
この時使ったなぎなたの名が「せみ王丸」であったので、この地を瀬見と呼ぶようになりました。
瀬見温泉は小国川沿いにあります。
道路から川に降りる階段を降りていくと・・・
川に天然温泉を発見!!
こんなに開けた、素敵な気色の露天風呂は すんごい珍しいではないのではないのでしょうか?
(●^o^●)♪
\(◎o◎)/! 手前の方に白い物体があるのがあわりますか?
“びっち”、冬眠から目覚め嬉しくて、ぴょんぴょんとダイブ!
天に召されていました。
そう、この温泉の水温は50度を超えているんです!!
熱湯天然露天風呂。
おもしろいCM大賞のネタができるんではないでしょうか?
さて、人気(ひとけ)がなくなって寂びれた感が漂う温泉街を活性化するためにはどうしたらいいのでしょうか?
それを解決するには、“参加型のコミュニティで、人の繋がりを温泉街に創る”ことがいいのではないか、思います。
そこで計画しているのが
「弁慶の産湯を迎え火で飾ろう」プロジェクトです。
具体的な活動の流れは・・・
①毎週 土曜日の9時から、瀬見温泉街周辺の美化活動のボランティアを行う
②美化活動に参加したボランティアには、
1、温泉の日帰り入浴無料券をプレゼント
2、参加者一人に対して、“竹燈籠”を1本作成して、参加者の名前を記載する
プロジェクトのポイントは、
◎単なる美化清掃のボランティア活動で終わらないこと
◎参加すると、今後 開催される「弁慶の産湯を迎え火で飾ろう」プロジェクトを創る一端を担えること
そして、参加者が増えれば増えるほど、竹燈籠の本数は増えていき、
プロジェクトも完成度も高まっていきます。
どんどん!!
どんどん!
どんどん!!
(この画像は去年、新潟でボランテァ活動に参加したときの画像です)
その結果、
→ 温泉街に人が歩く
→ 瀬見温泉の湯質を体験してもらい、リピートを図る
→ 社会貢献とまちづくりに興味関心がある人に、その機会を提供する
→ お祭りでの集客が期待できる
→ 瀬見温泉に対して、地域住民が “誇り”と“尊厳”を取り戻し、未来に希望を持つ
→ 里山を荒らす竹害を解消できる
もしかしたら、このアイデアは上記のような一石何鳥にも活かせるかもしれません。
近々、美化活動ボランティアを開始します。
まだ、計画書も作成してませんが、是非あなたもプロジェクトに参加してみませんか?
Happy smile mission♪ IKU→